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滝野の自然を学ぼう

地理的自然

滝野の開発史 滝野の開発史

 滝野の開発は、明治12年に官営製材所(厚別山水車器械所と呼ばれました)が設置されたのに始まります。 これにより、滝野から札幌の開発に必要な木材がどんどん切り出されました。豊平館の建築材にも滝野の木が使われたと言われます。

厚別山水車器械所と現在のカントリーハウス

 この官営製材所はすぐ廃止になりましたが、その後民間人の手で製材所再開発、木炭生産、農業開発など滝野の開拓は続けられました。 しかしきびしい気候条件のため、特に農業開発は困難を極めたようです。生活苦で離農した入植者もたくさんいたと言われます。
昭和30年代には、米軍演習地跡(現在の公園区域内)を利用してパイロットファームがつくられ、養豚、果樹などを主体とする農業が 行われましたが、これもあまり長続きはしませんでした。

 このように、滝野の自然には様々な形で人の手が加えられてきました。そのため、現在の滝野には、あまり大きな木や森林が見られない のはそのためです。

 一方、昭和46年に滝野小学校が閉校し、校舎は札幌市教育委員会の手で「滝野自然学園」として再利用されることとなりました。 その後、青少年キャンプ場、ドンガバ村など各種の社会教育施設もつくられ、本地域はレクリエーションエリアとして充実してきました。 そして、こうした蓄積が一つの要因ともなり、昭和54年から国営公園の建設が始まり、現在の滝野すずらん丘陵公園が生まれました。

滝野の春滝野の春

滝野の春  4月の中旬、まだ残雪のある林の中で、フクジュソウが黄色い花を咲かせます。滝野で一番早く咲く花です。 それより少し遅れて、 ミズバショウ、エゾエンゴサクなどが公園のあちこちで見られるようになり、エゾアカガエル、 エゾサンショウウオも産卵を始めます。 滝野の春の到来です。半年間雪に埋もれ、じっと春を待っていた動植物が 活動を開始し始めました。
5月になると、林の中ではキタコブシ、エゾヤマザクラの花が咲き始めます。特に、滝野ではキタコブシが多く、 その白い花が霞のように淡く野山にかかる様子はとても優雅なものです。 5月の子供の日には、シラカバの小さな若葉も 見られるでしょう。この頃より公園は徐々に緑に変わっていきます。

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滝野の夏滝野の夏

滝野の夏  6月になるとスズランの花が咲き始めます。この頃より、日差しは次第に強くなり、空気はもう初夏の訪れを感じさせてくれます。
 7月上旬、イヌエンジュ、ハシドイが白い花をつけ始めるころ、公園内の厚別川の河原では、裸の子どもたちの歓声が、 セミの鳴き声と ともに響きわたります。短い滝野の夏の始まりです。
滝野の夏は、花の季節でもあります。野山には、クルマユリ、チシマアザミ、オオウバユリ、エゾアジサイなどが可憐な花をつけ、 また園路沿いにはタニウツギ、アジサイなどの花も見られます。夏は昆虫も多く、園内ではクワガタ、エゾセミ、カラスアゲハ、 オニヤンマなどいろいろな昆虫が見られます。

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滝野の秋滝野の秋

滝野の秋  9月、滝野の緑の中に少しずつ黄色が目立ってきます。ヤチダモのようです。つづいてシラカバも黄色味を 増してきました。
 10月上旬、滝野の山は一段と紅葉がすすみ、そして10月中旬には紅葉は真っ盛りとなります。 ヤマモミジ、ヤマウルシなどの真っ赤な紅葉で、滝野の山はまさに燃えんばかりです。滝野の秋全開です。 公園は、行く秋を惜しむかのように、大勢の行楽客でにぎわいます。ジンギスカンのにおいが、最もおいしく 感じられるのもこの頃かも知れません。 しかし、滝野の秋は、未練も残さず駈足で過ぎ去っていきます。
 10月下旬、木の葉はすっかり落ちて、 滝野は冬枯れの寒々しい姿へと変わります。初雪が舞い、いよいよ長い冬の到来です。

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滝野の冬滝野の冬

滝野の秋  11月の雪は、降っては消え、また降っては消えるという繰り返しです。でも12月になると、雪は少しずつ積もり始め、 いつしか公園は白銀の世界に変わります。もう根雪です。
 12月から1月にかけ、雪はさらに降る量を増やして、2メートル近い積雪となります。12月23日、滝野すずらん丘陵公園の 冬期開園(滝野スノーワールド)が始まります。公園では、歩くスキー、チューブソリ滑り、スノーフェスティバルと様々な冬期 レクリエーションが始まり、ソリ遊びのにぎやかな子供の歓声が聞こえます。でも、ちょっと耳を澄ましてください。シジュウカラ、 カケスの鳴き声も 聞こえてきます。雪原には、キタキツネの足跡も見られます。滝野の冬は、とてもにぎやかなのです。

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