花を楽しもう
滝野すずらん丘陵公園の楽しみとして外せないのは、園内を美しく彩る花たち。四季それぞれにたくさんの花たちが咲き誇り、いつ来ても私たちを を楽しませてくれます。どんな季節にどんな花々が見られるのか、フラワーカレンダーをチェックしてみてください。
カントリーガーデンを楽しもう
カントリーガーデンでは『花と緑のある北のくらし』をテーマに、北海道を代表する牧歌的でおおらかな田園風景(カントリー) を表現しています。新しい北方系の樹木、宿根草、屋上や壁面の緑化などを盛り込んださまざまなスタイルの庭や花壇には、 身近な生活空間に活かすことのできる新技術やアイディアが豊富。草花の彩り、小川のせせらぎ、小鳥のさえずりを楽しみながら、 多彩な情報をキャッチしてみてください。
カントリーガーデンの中で最も高い位置にあるロックガーデンでは、北海道の山草類をはじめ、世界の高山植 約250種類を自然に近い状態で見ることができます。高山植物の可憐な姿をご覧ください。
北方系の樹木を中心に、壁や柱のハンギングバスケット、季節の花々のプランターやコニファー類、四季折々の花や葉の色を 楽しめるさまざまな種類の宿根草が北方圏ならではの景観を創造しています。
多彩なハーブ類をメインに毎日の暮らしに結びついた植物をカントリーハウスの屋上で育てています。車椅子の方も エレベーターを利用して、気軽に庭園を楽しむことができます。
東口ゲートを入ると、最初に目にする花と緑でいっぱいの広場です。一年中豊かな緑をまとったアカエゾマツや スズランなど、北国を感じさせる木や花を寄せ植えしたさまざまなプランター類が迎えてくれます。
雄大な山並みを背景に野生の雰囲気を残す四季折々のお花畑が広がります。花人の隠れ家へと続く森の小径は 沿道の花々を楽しめるさわやかな散策路として人気があります。
階段状にテラスを重ね、フェンスで区切られた端正な庭園。それぞれのテラスを飾る花々のハーモニーが感じられるよう工夫しています。車椅子も行き来できる緩やかなスロープになっています。
山すその湧き水をイメージした野趣あふれる空間です。春のスイセンの大群落にはじまりハナショウブやアヤメなどが夏を涼しげに 彩ります。水辺では野鳥や昆虫、小動物が生息できるよう配慮しています。
正面の中央口ゲートから入園すると、滝のある水辺がお出迎え。石畳を敷きつめた広場を包むように豊かな緑が広がり開放感 たっぷり。滝の流れる岩肌はやがて緑に覆われその背景では樹木が鬱蒼と葉を茂らせています。
滝野の森で自生の山野草を楽しもう!
2010年に開園した滝野の森ゾーン西エリアでは、フクジュソウにミズバショウ、エンレイソウにヤマシャクヤクなど様々な自生の山野草を楽しめます。中でも5月中旬に咲く200株を超えるシラネアオイは圧巻です!期間中はガイドツアーも開催しています。
(詳細はお問い合わせ下さい)
渓流ゾーンに咲く花々を楽しもう
フクジュソウやカタクリの花が開き、桜の開花が始まると、厚別川に沿って広がる渓流ゾーンは眩しい新緑の季節を迎えます。 小鳥のさえずりを聞きながらきれいな空気を胸いっぱいに吸い込んで、優しい緑に抱かれてみませんか。
園内のいたるところで様々な植物を見ることができます。カントリーガーデンの様な華やかさはありませんが、森の中で植物たちは、季節をつなぐように咲き、私たちの目を楽しませてくれます。ぜひ、カレンダーを参考に季節を告げる植物たちをお楽しみください。
渓流口と鱒見口のちょうど中間に位置するこの森は、ミズバショウやスズランのほか、カタクリやシバザクラなど、 白やピンクなどの花が咲き誇り、滝野の絵の具箱といえるでしょう。
厚別川沿いに広がる渓流ゾーンでは、エゾムラサキツツジやエゾヤマサクラ、ネコノメソウ、ヒトリシズカといった数多くの 可憐な植物をみることができます。
ワイワイ・ガヤガヤと青空の下に楽しい声がこだまする炊事遠足広場付近では、ルイヨウショウマやクリンソウなどの 植物を見ることができます。
高さ18m、幅20mの岩盤を水幕状に流水が流れ落ちる鱒見の滝。このあたりにはシウリザクラ、エゾカラマツなどの植物が 見られます。
公園の北西端の厚別川本流に懸かるアシリベツの滝は、高さ26m、札幌市内でも最大級の男性的な滝として知られています。 このあたりでは、キツリフネやキンミズヒキなどが見られます。
レストラン「アシリベツ」の谷間を300mほど入ると、高さ15mの滝に行く手を阻まれます。森の中ではエンレイソウや クルマバソウ、ツルアジサイなどが咲いています。
2020/04/07