滝野公園の中でも標高の高い施設のひとつである天文台には、天体望遠鏡が設置されています。
普段は、星空観察会が開催される日の夜にしか入ることができませんが、
その天文台で「昼間の星空観察会」を開催しました。
昼間に?と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれませんね。
そうです、昼間といえば太陽です。その太陽の黒点やプロミネンスを天体望遠鏡で観察しました。
赤い太陽の中に黒い点をみることができます。これが黒点です!
太陽の周りの温度より温度が低いので黒く見えるそうですよ!
続いて・・・
これは、プロミネンスといって太陽のガスが吹き上げる現象です!はっきりと映っていますね。
プロミネンスは、望遠鏡に特殊はフィルターを付けると観察できるんですよ!
カメラの設定を少し変えるだけで、違った形に見えますね!
さらに・・・
青色の中に白い点が見えます。なんと、昼間に星が観察できました!
画像中央よりやや下に映る星は、春の夜空を代表する星として知られているアークトゥルスです。
陽ざしが降りそそぐ青空で星が見られるなんて、不思議でなりませんね。
最後に・・・
天文台の望遠鏡がどんなものなのか、どのように設置されているのか気になった方へ。
カメラに天体望遠鏡の魚眼レンズをあてて撮影してみました。
ここには、4台設置してありますよ!
滝野公園の星空観察会では、天文ボランティアさんの丁寧でわかりやすい説明がとても人気です。
みなさんも宇宙をのぞいてみませんか?
(TAKINO/KIKAKU)
※太陽はたいへん強い光と熱を出していますので、肉眼で直接太陽を見ると目を傷めてしまいます。サングラス・ゴーグルなどを使って太陽を見るのもいけません。ご注意ください。